パーキンソン病の日常生活改善に役立つ椅子選び5つのポイント

世界的スーパースターも苦しめられた難病「パーキンソン病」

世界的なボクサーモハメドアリも現役引退後にパーキンソン病に苦しめられていました。
1996年アトランタオリンピックにて聖火台の点火を行った際も、パーキンソン病により震える手で大役を果たしました。
パーキンソン病とは神経伝達物質ドーパミンの減少により、身体が思うように動かせなくなってしまう難病です。

IPS細胞がパーキンソン病を克服する?

効果的な治療方法が未だ見つかっていないパーキンソン病ですが、京都大学でパーキンソン病患者にIPS細胞を使った治験を開始するニュースが公表されました。保険適用を見据えた基準で実施する訳ですからうれしいニュースです。しかし 実用化される時期まで日常生活を快適に維持して行く必要があります。

iPS細胞でパーキンソン病の治験へ 京都大、脳に移植

マイスター・ファニチャーでは介護椅子メーカーとしてパーキンソン病を患う方に対してできることを25年間模索し続けてきました。弊社に寄せられた、過去25年間のパーキンソン病に関する問い合わせを専門家の理学療法士と作業療法士によって分類した結果 椅子でパーキンソン病の生活環境改善つながる5つポイントが分かってきました。

1位:姿勢の崩れを防ぐ

パーキンソン病は筋拘縮などがあり、正しい座位姿勢をとることが大変難しく、姿勢を保つために不自然な緊張が続くことで筋肉痛になります。

これらを予防する為に、初期の段階から座位姿勢を正しい位置に保つように努力することが必要になります。

座位姿勢を正しく保持し崩れを改善するには普通の椅子ではできません。普通の椅子の背角度と座角度は決まったまま動かないので、楽な姿勢に体位を変換できません。

正しい座位姿勢をとる為には、一日の初めに自分の最適な座位姿勢が作れる機能が必要です。

朝リラックスしたい時、背を倒して胸を開けることで呼吸が楽になり、お尻が滑り落ちそうな時は同じ角度で後ろに倒せれば筋の緊張は少なくなります。

そして疾患的に右に傾斜するのを予防しいてくれる背構造がなされている椅子が必要です。

これらの機能を利用することで体圧分散が有効に出来ます。

これらの供給に対応することを想定して作られた介護椅子が弊社で扱うマルチチェアです。

2位:座位を心地よく維持する

パーキンソン病の方の座り心地とは、一般の方とは違う要素が必要です。

それは立ち上がる時に必要な座クッションの反復力です。柔らかいクッションだと何かに摑まらないと立ち上がれません。

健常者の方は立ち上がる時腹筋を利用して楽に出来ますが、パーキンソン病の方は大変難しい動作です。

その為に硬いクッション、しかし長時間座ってもお尻が痛くならない硬度が必要になってきます。

マイスター・ファニチャーのクッションは、福祉分野の世界的先進国であるノルウェーのモールドウレタン製造会社で特別に配合されたウレタン樹脂を使用し製造されたクッションを使用しています。

クッションが硬くても長時間楽に座れ、正しい座位姿勢を保つことが出来ます。

マイスター・ファニチャーは傾かず、長時間お尻が痛くなくリラックスして座っていただける椅子を販売しております。

 

3位:立ち座りの不安を解消する

 

立ち上がり安い椅子

パーキンソン病の方は、リハビリの一環として立ち座りの動作は大事な運動です。しかし転倒する危険性が高いためその動作は十分に注意が必要です。

パーキンソン病の方が立ち上がる時、肘を握ってお尻を前に移動して立ち上がる動作に入ります。この時肘の形状と太さが重要になってきます。力が入り易い太さが大事です。

また立ち上がった時から動き出すときまで、しっかりと身体を支えていられる肘形状が大事です。

マイスター・ファニチャーは安心して立ち座りの出来る椅子を販売しております。

マイスター・ファニチャーの楽に座れる7つの特徴

 

4位:寝たきりを予防する

今まで弊社で椅子をご購入いただきましたパーキンソン病の方からは「寝たきりにならずにすんだ」というお声をいただくことが多くございます。

しかし転倒して寝たきりになる可能性は高いようです。

お問い合わせいただいた方は、パーキンソン病の両親、連れ合いの方からの問い合わせが多く、独居生活の両親を気遣って生活に必要な道具として椅子を選択されています。

寝たきりはパーキンソン病の方だけではなく、高齢になれば住居の中で身体を預ける場所がないためベットで過ごすことが多くなります。

寝て過ごすとまず便秘になり、下肢筋力の低下でよりベットで過ごすことが多くなります。パーキンソン病の方は寝たきりになってしまうことにより認知症を誘発する原因にもなります。

医療技術が発達し寿命が延びる中、寝たきりの期間が長くなることは本人も辛く、介護をする肉親にも辛くなります。

椅子に座った姿勢は、内臓の働きを維持して健康な身体を保ち、寝たきりを予防する道具として役に立ちます。

 

5位:食事をしやすくする

ベナー側方サポートクッションバナー

パーキンソン病の方はもとより高齢者になると身体が不自由になり、食事で苦労をされます。

その為に少しでも食事が楽に出来要るように食堂椅子を通常の椅子と違った仕様にする必要があります。

弊社のライフチェアは、一般的な椅子よりも背角度が少し起き上がっています、食事時の背中のサポートと、始動時に動きやすいようにデザインされています。

もちろんその事で座り心地が損なわれることはございません。

また食べこぼしをした場合は、座の布地は脱着して洗濯ができるので清潔に保つことができます。

右に傾斜をサポートするクッションも用意しました。

少しでも食事を楽しく、めしあげっていただく為に創意工夫した椅子を販売しております。

最後に

パーキンソン病は命にかかわる病気ではありません。しかし長く付き合っていく病気でもあります、

冒頭でもお知らせした京都大学が、パーキンソン病患者様にIPS細胞を使った治験を開始しましたが、実行されるまでの時間を、少しでも快適な環境を椅子を使用して作っていただきたいというのが我々の願いです。

以下のページで製品の特長を紹介しておりますので、是非ご覧ください。

パーキンソン病と椅子

 

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