A.
立ち上がりやすい椅子のポイントして以下のことが挙げられます。
1.椅子座面の高さ
特に立ち上がり時に痛みのある方は、椅子の座面高さを低すぎないようにすることが大切です。座ったとき、膝の角度が90度であることが理想的ですがその位置からの立ち上がりでも痛みがある場合は、さらに座面を高くする必要があります。 この時気をつけなくてはいけないのは、座面を高くすると立ち上がりは楽ですが じっと座っているとき、足がしっかりと床面につかず太ももの裏側を椅子座面が圧迫してしまうことです。この場合は、足もとに足載せ台などをおいて、静止座位でも快適に座りつづけることができるような工夫が必要になります。
2.肘掛けの有無
立ち上がる時に、しっかりと体を支えてくれる肘掛けがあれば、楽に立つ事ができます。または、椅子の前にあるテーブルなどを支えにして立ってもよいでしょう。肘掛けやテーブルに体重を支持させることで膝にかかる負担が少なくなります。 立ち上がりの際にスムーズに体重が前方に移動すると、立ちやすくなります。
3.座クッションのやわらかさ
座面がやわらかすぎると、座っているときにお尻が沈み込んでしまい、立ち上がりが困難です。硬めの座面の方が立ち上がりには楽ですが じっと座っているときのことも考慮して体圧分散性にすぐれた適度なやわらかさの座面を選んでください。 よい椅子を利用されることのほかに、リハビリ施設のある整形外科などで診察をうけ膝の回りの筋肉をつける運動や、膝に負担をかけない動作の仕方などを専門のリハビリスタッフから指導をうけることが理想的です。サポーターの着用が、歩行時や立ち上がり時の痛みの軽減につながることもあります。
マイスター・ファニチャーの椅子は立ち上がりやすく、座り心地のよい椅子です。是非一度、お試しいただければ幸いです。
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