腰痛症と椅子

「椅子が怖い!?」——腰痛と“座る不安”を解消するために

腰痛のある方が安心して、楽に座れるようになるだけで、生活の質は確実に向上します。
腰痛と一口に言っても、一般的な慢性腰痛だけでなく、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性脊椎症といった器質的疾患、さらに脳卒中後遺症による片麻痺やパーキンソン病など、姿勢保持が難しい疾患が原因となる腰痛も少なくありません。

「座るだけなのに、なぜこんなにつらいのか」
作家・夏樹静子さんが、激しい腰痛の体験から「椅子が怖い」と表現されたように、日中の中心姿勢である“座位”が苦痛になることは、想像以上に心身を消耗させます。

多くの方は、痛みの原因を「自分の体」に求めがちです。
しかし実際には、椅子が体に合っていないことが、痛みや不安を増幅させているケースも少なくありません。座布団やクッションで一時的にごまかしても、腰への負担は根本的には解決しないのです。

では、腰痛のある方にとって「良い椅子」とは何でしょうか。

まず重要なのは、体圧分散性に優れ、安定して座れる座面構造です。
柔らかすぎるソファは一見楽そうに見えますが、体が沈み込み、骨盤が不安定になり、立ち上がり動作にも大きな負担がかかります。

次に、座面高さと奥行き
高さが低すぎたり、奥行きが深すぎる椅子は、腰部や大腿部を圧迫し、痛みを誘発する原因になります。

さらに、握りやすく安定した肘掛けがあることで、上肢の力を使って立ち上がることができ、腰への負担を大きく軽減できます。

加えて、ティルト機能を備えたハイバックチェアであれば、体重を腰だけでなく背中全体に分散させることが可能になり、同一部位への長時間負荷を防げます。
姿勢を変えやすいことは、腰痛対策において非常に重要です。下記のyoutubeで確認ください。

「長く座れない」「立つのが怖い」
そんな不安を抱えたままでは、外出や日常動作そのものが億劫になります。
安心して座れる椅子は、痛みを減らすだけでなく、気持ちを前向きにしてくれます。

腰痛対策は、我慢ではなく「環境を整えること」から。
椅子を見直すことが、これからの毎日を楽にする第一歩になるかもしれません。

より詳しくわかっていただくためにyoutubeをご覧ください。


この動画はシーティング研究の第一人者 木之瀬隆先生(作業療法士)撮影・監修された動画です。

日本シーティング・コンサルタント協会 理事長
日本作業療法士協会員、義肢装具学会会員(評議員)日本褥瘡学会会員(評議員)
日本リハビリテーション工学協会、日本人間工学会、国際義肢装具連盟(ISPO)会員

腰痛に対して、内服、ホットパックや電気治療などの物理療法、湿布、コルセット、牽引、腰痛体操、リハビリ・・・いろいろな治療やアプローチがありますが、「椅子を見直す」ということ、やってみませんか?

腰痛にお勧めの椅子は、マルチチェアです。

画像をクリックしてマルチチェアページに移行してご覧ください。

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