片麻痺と椅子
まず【なんで俺だけが!】の精神的なネガティブな気持ちを
払拭する事から始めましょう。
そして 以前の幸せな家庭環境に戻りましょう!
この椅子を使った生活がリハビリになる!片麻痺・脳梗塞の方におすすめしたい椅子・マイスターファニチャー・ライフチェアとマルチチェアです。
なぜ! 片麻痺の方に良い椅子が必要か?それは家庭の平和の為。
脳卒中を発症して、幸運に九死に一生を得られた方は、治療からリハビリテーションへと復帰の為に努力することになります。
しかしほとんどの患者の方は、助かったことに感謝すれども自分が障害者として生活していかなければならない不安が先に立ちます。
【なんで俺だけが!】この感情が、これからの生活改善の妨げになります。
この状況を改善する方法は、家の中に”居場所”を創る事です。その為には高品質な楽な椅子を使用することが改善の第一歩です。
退院後ベッド、車いすを居場所に設定してしまうと、精神面の落ち込みを助長することになります。それはリハビリをする意欲を喪失することになりかねません。
自宅に戻られた方にとって、どれだけ椅子が重要なものであるか、介助する方は認識する必要があります。
片麻痺の方が過ごす”居場所”を創る椅子選びのポイントとは?
日常は無意識に過ごせることが幸せです。一番大切なポイントは座っている事を意識させないで、気持ちを解放させてくれる座り心地のあるクッションを有しているハイバックチェアが必須アイテムです。
朝・昼・夜に、座位の角度を変えられる椅子であれば、健常の状態よりも筋肉が硬くなりすぎたり(過緊張)、柔らかくなりすぎたり(弛緩)する「筋の異常緊張」の予防・改善が見込めます。
身体の状態を緩和してくれる機能がある椅子を選ぶ事により、ストレスが緩和され落ち着いた気分が得られます。立ち上がり時に身体の片側の機能で立ち上がりやすく、立ち上がるまで握っていられる部位がある事がポイントです。